診察券アプリの使い方
診療案内

子供の歯のお悩みQ&A

子どもの歯が乳歯より黄色いのですが、異常でしょうか?
乳歯よりも永久歯は黄色味を帯びているのが普通です。
乳歯と永久歯が混在している時期になると、この質問を多くいただきます。乳歯というのはもともと青味の強い白色をしていますが、永久歯は中の象牙質の厚みにより乳歯よりも黄色っぽく見えるのが普通です。そのため、両者のギャップで永久歯がより黄色く見えますが、全部永久歯に生え変われば特に気になることはなくなると思います。
下の前歯(乳歯)の裏側から大人の歯が生えてきました。大丈夫でしょうか?
問題ありません。
最初に生え変わりの始まる下の前歯では、乳歯の裏側(内側)から永久歯が頭を出すのは特に問題ありません。通常、永久歯はだんだんと前に出てきて乳歯の歯根を吸収し、乳歯は自然に抜け落ちますが、なかなか抜けない場合や、ご心配な場合は一度確認させていただければと思います。
夜寝る前に甘いものを食べても、磨けば大丈夫ですか?
できれば夜寝る前に甘いものは避けましょう。
糖質を口に入れた後、お口の中は酸性に傾きますが、その後、唾液の中和作用によってだんだんと中性に戻ります。ところが、眠っている間は唾液の分泌があまり行われなくなりますので、寝る前に甘いものを食べてしまうと、お口の中が酸性に傾いたままの状態が続いてしまい、虫歯リスクが高まります。たとえ寝る前に歯磨きをしたとしても、磨き残しはどうしても出てしまいますので、やはり虫歯リスクは高まります。夜甘いものを食べる場合は、出来るだけ早い時間に食べることをおすすめします。
乳歯に銀歯を入れてもちゃんと生え変わるんですか?
生え変わりには問題ありません。
乳歯が抜けるのは、奥にある永久歯がだんだんと乳歯の歯根に近づき、歯根を吸収する(溶かす)ことにより起こります。銀歯は歯の頭の方につくものですので、生え変わりには全く影響しません。
虫歯は遺伝しますか?
虫歯になりやすい体質は遺伝することがあります
虫歯自体が遺伝するということはありませんが、歯の元々の質、唾液の性状、虫歯を起こす間接的な原因となる歯並びといった、虫歯になりやすくする性質は遺伝することがあります。
また、虫歯菌は感染しますので、おうちの方にたくさん虫歯があって虫歯菌が多いと、お子様もその虫歯菌を早期にもらいやすくなり、虫歯リスクは高くなります。ですが、そのような状況下であったとしても、きちんと予防をすることにより虫歯にならないようにすることは十分に可能です。
銀歯には抵抗があるんですが、白い詰め物ではできませんか?
虫歯の大きさにもよります。
白い詰め物は「歯科用レジン」と呼ばれるプラスチックです。虫歯が小さめであれば、この詰め物で問題ないのですが、虫歯が大きすぎるとプラスチックでは耐えられず、欠けてしまったり外れてしまったりすることがあります。そのため、もしそのような場合には、しっかりと歯を守る銀歯をおすすめします。
子供がけっこう歯ぎしりをするんですが、大丈夫でしょうか?
お子様の大抵の歯ぎしりは心配いらないものです
子どもの歯ぎしりは一時的なことがほとんどで、ストレスが主な原因とも言われていますが、乳歯から永久歯へと生え変わっていく際のかみ合せの調整や、スペース作りに必要なもの、というようにも考えられています。
自然に落ち着いてくることが多いですが、あまりに歯がすり減りすぎていたり、痛みがあったりするような場合には、一度受診をおすすめします。
学校の歯科検診で異常ナシと言われました。歯医者へは行かなくて大丈夫ですか?
集団検診では見落としもあるので、念のために歯医者を受診しましょう
集団検診というのは、一人一人にじっくりと時間をかけずに、短時間で多くの人の検査をしなければなりません。また、歯科医院にあるような強力な照明は当然なく、通常の照明や自然光の元で行いますので、歯と歯の間虫歯や、細かい虫歯、詰め物の下の虫歯などは見落とされてしまうことがあります。検診で「虫歯なし」という診断が出ても、それは単に、ぱっと見虫歯が見当たらないということですので、念のために歯科医院での定期的な検診は受けていただくことをおすすめします。
乳歯の段階ですきっ歯です。永久歯になってもすきっ歯になりますか?
乳歯ですきっ歯でも永久歯ですきっ歯になるわけではありません
乳歯だけの段階では、歯と歯の間にすき間があるほうがむしろ正常です。このすき間は「発育空隙」と呼ばれ、のちに永久歯に生え変わる際、重なりなくきれいに並ぶようにあるすき間だからです。そのため、通常はこのすき間は永久歯が並ぶとなくなっていきます。
医院からのお知らせ
グループ医院・グループサイト
しおみ歯科クリニック
塩見会矯正サイト
塩見会求人サイト
歯科技工所クレストホームページ